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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年04月11日

VFC Stinger II カスタム記録 その2

前回: VFC Stinger II カスタム記録 その1
┗①メタルチャンバー、パッキン交換、シーリングテープで気密性アップ
┗②モーター交換、スプリング交換、メカボ掃除、グリスアップ、シム調整



前回はカスタムを始めたばっかで、いろいろ手探りなカスタムでした。今回からはピスクラ、スイッチ焼けなどトラブルからの調整が出てきました。
ピスクラはハンドグリップの隙間から泥が入って、それがそのままギアボックスに入ってクラッシュしました(泣)。
スイッチ焼けは完全にリポバッテリーを長期間使っていたせいです。ノーマルスイッチで使う銃ならSBD必須でした。



③バレル交換
前回、いろいろ安定性向上カスタムをしてきましたが、以前30-40mでの精度は良くなかった。もっと狙って打てる銃にしたかった。
なのでバレルを長くしました。14cmのバレルを25cmのものに変えました。もちろんStingerのアウターバレルからはみ出ることになる。


とりあえずサプレッサーで隠すことにした。もともとサプレッサーを付けてゲームをしていたので、そんなに気にならなかった。欠点としては減速アダプター、トレーサーが付けられなくなる。

バレルが長くなったのと、6.05mmとちょっとタイトになったから初速はオーバーに。。。
バネも交換して初速を調節した。


総評:
Stingerのバレルが短かったので、大幅な精度向上が見られました。バレルを長くすればするほど精度があがると思われているようだが、ある程度長くなったら、シリンダーの長さや気密性も影響してきます。バレルの長さだけで精度が上がるのは30cmくらいまでじゃないかな。それ以上からはメカボのバランスも関わってくる。

バレル交換
ー難易度ー: ★★★☆☆ 交換自体は簡単、でも初速オーバーの可能性があるので弾速計やバネ調整などが必要
性能向上性: ★★★★★ Stingerはバレル短かったので、精度が大幅に上がりました
ーコスパー: ★★☆☆☆ いいバレルは高い
おすすめ度: ★★★★☆ 精度、初速アップを望むなら必要、全体のバランスをみて調整

④ピストン、ピストンヘッド交換
ハンドグリップの隙間から泥が入ってピストンがクラッシュしました(泣)
しかもちょうどそのころメカボのネジをなめちゃってメカボックスを開けられなかった。メカボを開けるまではピスクラになったことに気づかず、ピストンのギアが半分生きていたので初速が40m/sとか残念なものになってました。ゲームに持っていって、全然使い物にならなくて(そりゃ壊れてるから)、泣く泣くハンドガンで戦った悔しい思い出があります。日頃のメンテ、点検は大事です。


メカボのネジをヤスリで削って、悪戦苦闘しながら開けたら、ピストンのギアがひどい状態に。プラスチック部分は完全になめている。メタル部分は折れている。

交換のピストンは全部メタル歯の14枚歯。ハーフかフルメタルかはメカボのバランスにもよる。ハーフメタルだと今回のような事故が起きてもプラスチックがなめて、ギアクラッシュまでは行かないので、保険のようなもの。フルメタルだともしもの時、完全に動かなくなってモーターが壊れてしまう可能性がある。

ピストンヘッドは流用しようと思ったら、ネジが固くて外せなかったので新品を購入。

ピストンの気密チェックはこちらのブログでもやってるように、シリンダーヘッドを指で抑えてピストンを押し込んで見る。ギリギリまで空気が圧縮できたらゴムリングがちゃんと気密を確保できていることになる。

総評:
今回は事故からのピストン、ピストンヘッド交換だったが、気密チェックをしてみて、緩かったら交換したほうがいいと思います。値段もそこまで高くないし。気密性が保持されるから初速上がるし、弾速も安定する。

ピストン、ピストンヘッド交換
ー難易度ー: ★★★☆☆ メカボ開けられるなら簡単
性能向上性: ★★★★☆ 初速アップ、気密性アップ、弾速安定
ーコスパー: ★★★☆☆ 値段ピンきり、今回のはピストン1200円、ヘッド1500円のものだった
おすすめ度: ★★★★☆ 弾の安定性の肝になる部分のひとつ

⑤トリガースイッチ交換、FET化、SBD取り付け
ある日突然、ゲーム中に銃が壊れました。(泣)
最初はバッテリーなどを疑ったのですが、そうでもない。またメカボックスがクラッシュしたのかと苦い思い出が蘇る。
メカボを開けてみると一見何も壊れていない。タペットプレート、逆転防止ラッチをセットし間違えたのかと何回も組み上げて見ました。

スイッチ焼けは見分けが難しい。メカボを開けてスイッチを外して見るまでわからない。テスターで電流が通らないのを確認して、やっとスイッチ焼けだと納得しました。本当に曲者です。

リポバッテリー使っている人で、ノーマルスイッチの人は今すぐSBDを付けましょう。SBDはバリカタ、ハリガネなどもありますが、メルカリで個人制作のものが2つで500円など安く手に入ったりします。

スイッチ焼けを機にFCUを付けてプリコッキングしたいなと思い、ショップの人と相談してたら、FCUはピンきりだし、バネのヘタリ、バッテリー残量など様々な要素で条件が変わるため調節が難しい。定期的にメンテしないと行けないものだった。なのでFETだけで済ますことにした。

*FCU(ファイアコントロールユニット)の略でギアを電子制御して、3点バーストやプリコッキングなどできるようになる。
*FETもしくはMOSFET化はまた別の話しで、回路を半導体制御で電流を直接モーターに流し込むもの。トリガーレスポンスの向上と今回のようなスイッチ焼けがなくなる。FCUにはFETに電子制御を加えたものだから、よく混同される。




VFCからちょうどStingerにぴったりなFETユニットが出てたので、これを入れました。配線済みなのでメカボに入れることは簡単でしたが、Stingerのストックの穴を大きくしないとコネクタとヒューズが通せかった。ヤスリで約1時間削り穴を広げた。


SBD取り付け
ー難易度ー: ★★☆☆☆ ハンドグリップを開けて入れるだけ
性能向上性: ★☆☆☆☆ 性能は上がらないかも、若干レスポンスアップ?
ーコスパー: ★★★☆☆ 消耗品だと考えるとバリカタとかは高い、メルカリなどで安く手に入れることもできる、自作も可
おすすめ度: ★★★★★ リポバッテリー+ノーマルスイッチの人は必須

スイッチFET化
ー難易度ー: ★★★★☆ 配線済みタイプなら半田の必要ない
性能向上性: ★★★★☆ レスポンスアップ、サイクル向上
ーコスパー: ★★★☆☆ FETはFCUに比べると断然安い
おすすめ度: ★★☆☆☆ ノーマルスイッチでもSBD付けてれば無理してFET化する必要ないかも

今回はここまで。
スイッチ焼けは本当に原因を突き止めるまでわからなかったです。テスターを使ってようやく納得しました。何回メカボを組み直したか(汗)
シリンダー周りも奥が深い。自分は基本低燃費でカスタムして行きたいので、シリンダーなどはそのまま使ってます。無理して変える必要もないと思う。
バレル、ノズル、シリンダー、ピストン、スプリング、モーターの強さなど様々な要素を考えてバランスを取っていかないといけない。奥が深すぎる。  


Posted by Moon  at 22:56Comments(0)VFC Stinger II

2019年04月11日

VFC Stinger II カスタム記録 その1

メインのエアガンのVFC Stinger IIのカスタム記録をまとめてみます。

もともとの形(画像はここより)


これが今の状態。ハンドガードを変えたのでだいぶ印象が変わりました。


最初にカスタムするきっかけは精度です。30-40mで結構バラける。そもそも電動ガンはバラけるもので、40mでマンターゲットに集約してたら御の字くらいなものです。当時はそれを知らなかったのでとにかくバラけるイメージで、なんとかしたいの一心でした。



①メタルチャンバー、パッキン交換、シーリングテープで気密性アップ


最初に交換したのは、チャンバーをメタルチャンバーにして、パッキンを東京マルイのものに変えました。Stingerのチャンバーはプラスチックだったので、とりあえずメタルにすれば剛性もあがるし、玉上がりも安定するだろうと考えました。結果、チャンバーを変えたことによる集弾性アップはあまりなかった気がします。でも、ホップアップダイアルがドラム式になったので後に気にすることなく使い続けられたのでやってよかったです。
あと、シーリングテープをノズルやバレル周りに巻いて気密性を上げました。チャンバーの固定部分にもテープを挟んでガタツキをなくしました。こちらも目に見える効果は感じられなかったけど、やるべきことには間違いないと思うので、やってよかったです。

全体として目に見える効果は感じられなかったと思います。でも集弾性に影響するパッキン、気密性の確保、チャンバーやバレルのガタツキをなくすなど、調整の基礎となる部分です。それにメカボ開けなくてもできる一番初歩的なカスタムなので銃の調整入門にはいいと思います。

メタルチャンバー
ー難易度ー: ★☆☆☆☆ チャンバー交換は簡単
性能向上性: ★★☆☆☆ 集弾性はあまり上がらなかったかも
ーコスパー: ★★☆☆☆ メタルチャンバー3000-4000円くらい、性能向上の割には高いかも
おすすめ度: ★★★☆☆ 今後の安定性には貢献したと思う

パッキン交換
ー難易度ー: ★☆☆☆☆ 簡単
性能向上性: ★★★☆☆ 安心できる
ーコスパー: ★★★★★ 安い
おすすめ度: ★★★★★ 中華電動ガンだったら、東京マルイパッキンに変えてから悩んだほうがいいと思う

シーリングテープ
ー難易度ー: ★★☆☆☆ シーリングテープちょっと扱いづらかった
性能向上性: ★★☆☆☆ 気密性確保大事
ーコスパー: ★★★★★ 安い
おすすめ度: ★★★★☆ 安いし持っておいて損はない

②モーター交換、スプリング交換、メカボ掃除、グリスアップ、シム調整
一回目の調整で目に見える向上はあまりなかったため(それでも安定性は増していたと思う)、メカボ解体に挑戦した。
団長のブログを参考に初めてメカボをバラしました。それまでシリコンスプレーをノズルからかけていたので結構汚かったです。(シリコンスプレーをかけるのはあまり良くないらしい)
メカボ解体はとにかく難しいです、今でも。最初、スプリングガイド外せるのを知らずに、ビヨーンとなってしまいました。組み戻すときもギヤをうまく抑えないとできないし、セパレートタイプのメカボにちょっと憧れます。
解体して、各パーツを洗浄して、グリスアップしました。シム調整もやったのですが、あまりうまくできなかったです。スプリングも初速アップのため交換しました。モーターも東京マルイEG-1000に変えた。Stingerのデフォルトモーターがどんなものだったかはわからないが、安定性、サイクル、レスポンスも上がったと思う。



メカボ解体は難しいですが、これをやらないことには次なるレベルアップはできないし、誰もが通る道だと思う。自分で中身を一通り調整しておくと、戦場での信頼性が全然違います。銃が本当の相棒になるのはここからじゃないですかね。

モーター交換、東京マルイEG-1000
ー難易度ー: ★★☆☆☆ モーター交換だけならメカボ開ける必要ない
性能向上性: ★★★☆☆ 安定性とレスポンスも上がるんじゃないかな
ーコスパー: ★★★☆☆ 3000円くらい
おすすめ度: ★★★★☆ 中華電動ガンなら変えるだけで、レスポンスアップ、安定性を望める

メカボ掃除、グリスアップ
ー難易度ー: ★★★★☆ 気合
性能向上性: ★★★★☆ 中華の箱開けより良くなるはず、サイクル向上、集弾性
ーコスパー: ★★★★★ やる気とグリス代だけ
おすすめ度: ★★★☆☆ カスタム中上級者向け、でもこれをやらないことには始まらない

シム調整
ー難易度ー: ★★★★★ 激ムズ、まだうまくできない
性能向上性: ★★★★★ 静音性、サイクル向上
ーコスパー: ★★★★☆ シム調整リング必要、安い
おすすめ度: ★★★☆☆ 上級者向け、とりあえず気持ちスムーズになるまでやってみよう

スプリング交換
ー難易度ー: ★★★☆☆ メカボによってはメカボを開けずに、後ろから交換できる
性能向上性: ★★★★☆ 初速の最終調整はスプリングで、カスタムの最終調整はスプリングでできる
ーコスパー: ★★★☆☆ バネ1本1000円前後、調整用に複数揃えるとちょっとかさむかも
おすすめ度: ★★★★★ 初速アップ、調整には必要、バネカットもできるし


とりあえず今回はここまで、次回はバレル交換、ピスクラからのピストン交換、スイッチ焼けからのFET化などです。トラブルからの修理が多くなってきました。今回やったメカボ調整経験があったからこそ自分で修理、カスタムしていけました。
カスタムは回数を重ねるごとに、メカボの仕組みに詳しくなるし、いろいろな要素を考えながらパーツ選び、調整できるようになってきてどんどんできる幅が広がってきますし、楽しくなっていきます。

  


Posted by Moon  at 15:12Comments(0)VFC Stinger II